- Windows 11
- Unity 2022.3.22f1
- VRChat SDK 3.9.0
記事投稿日: 2025年11月16日(日)
最終更新日: 2025年11月16日(日)
VRChatのアバターに座ったり寝っ転がったりするモーションを簡単に設定できるfranadaさんのGoGo Locoの導入方法を紹介します。 デフォルトだと立ち姿としゃがむ姿くらいしか用意されていないので、GoGo Locoを導入しておくとコミュニケーションの幅が広がるかと思います。
GoGo LocoはBoothからダウンロードできます。
Booth - GoGo Loco実際にVRChatで座っている様子↓
開発環境は下記の通りです。
UnityやVRChat SDKのバージョンが異なると同じように動かない場合があります。
また、アバターはニコニコのアリシア・ソリッドの3Dモデルを使用しています。
公開されているVRMモデルをVRChatで動かす前回はワールド作成における同期処理について紹介しました。
VRChatのワールドでオブジェクトと変数の同期を行うまずBoothからGoGo Locoをダウンロードします。
Booth - GoGo Loco(再掲)基本無料でダウンロードできますが、サポートとして450円を払うこともできます(お礼としても)。
VCCやALCOMでアバターアップロード用にUnityプロジェクトを作成します。 必要なパッケージとして「Gesture Manager」と「Modular Avatar」を追加します。
Gesture Managerはデフォルトで選択できるかと思います。 Modular Avatarは公式サイトの説明に沿って導入すると良いかと思います。
Modular Avatarの公式サイト
Unityプロジェクトを開いたら、AssetsタブからImport Package -> Custom Packageを選択して、ダウンロードしたGoGo Locoをインポートします。
2025年11月16日現在では「GoLoco.v.1.8.6w」という名前のUnityパッケージになっています。
Assetsフォルダ内にインポートしたGoGo Locoをアバターに追加します。 今回はModular Avatarを使用するので、GoGo -> GoLoco -> Prefabs -> Modular Avatar -> GogoLoco All.prefabを追加します。
Unityエディタ上でGoGo Locoの動作確認がしたいので、Gesture Manager Emulatorを追加します。 Toolsタブの「Gesture Manager Emulator」をクリックします。
追加した様子↓
Gesture ManagerのInspector画面を表示すると「Enter Play-Mode」ボタンがあるので押します。
Unityエディタがプレイ状態になるとVRChatの操作パネルが表示されるので、Expressionsを選択して「GoGo Loco」があることを確認します。
あとはパネルをポチポチ操作してモーションを確認します。
たとえばアバターが座るモーションの動作確認ができます。
これで設定は完了したので、最後にVRChatへアップロードします。
VRChatでもGoGo Locoのモーションが動くことを確認しました。
今回はGoGo Locoをアバターに導入して座ったり寝っ転がったりできるように設定する方法を紹介しました。 アバターでいろいろなモーションができるとコミュニケーションの幅が広がって便利になるかと思います。 GoGo Locoを使用すると簡単に素敵なモーションを導入できるのでとてもありがたいです。 私もどんどん使っていこうと思います。 それでは、また。
次回はユーザランクがUserに上がったので作成したワールドをパブリックにアップロードしてみます。
VRChatでワールドをパブリック(コミュニティーラボ)へアップロードする各シリーズの記事を下記にまとめてあります。