- Windows 11
- Unity 2022.3.22f1
記事投稿日: 2025年10月03日(金)
最終更新日: 2025年10月03日(金)
Modular Avatarを使ってVRChatのアバターに取り付けたオブジェクトをワールドに固定します。
また、この記事を書くにあたって下記の記事を参考にさせていただきました。
【VRChat/Unity】ワールド固定ギミックを作る今回は前回作成したCubeとCubeを回転させるアニメーションをそのまま使用します。
VRChatのアバターのオブジェクトにアニメーションを設定するまた、アバターはニコニコのアリシア・ソリッドの3Dモデルを使用しています。
公開されているVRMモデルをVRChatで動かすアバターに下記のようにオブジェクトを追加しています。
CubeParentはCubeの座標系の役割となって、Cubeの位置を決めるために使用します。 CubeParentはVRC Parent Constraintを使ってWorldPositionオブジェクトの位置に固定します。 また、MA World Fixed Objectを取り付けてワールドに固定します。 以上の設定により、CubeParentは表示された瞬間にWorldPositionの位置でワールドに固定されます。
WorldPositionはワールド内の座標情報の役割を担います。 WorldPositionはVRC Parent Constraintを使ってアバター(ここではBodyオブジェクト)を追従します。 また、MA World Fixed Objectを取り付けてワールドに固定します。 つまり、WorldPositionを表示させた瞬間に、WorldPositionは現在のアバターの位置に固定されます。 これによって、CubeParentはWorldPositionに固定されるので、結果としてCubeParentの位置に依存しているCubeは現在のアバターの位置に固定されることになります。
Modular Avatarを使ってWorldPositionの表示と非表示を切り替えます。
設定は以上です。
それではいつもの手順でアバターをVRChatへアップロードします。
メニューでToggleを操作するとワールド固定と解除を行えることが確認できました。
VRChatでアバターのオブジェクトをワールドに固定する方法を試してみました。 Modular Avatarを使うとギミックを簡単に設定できてありがたいです。 思った以上にアバターも自由に遊べそうなので嬉しいですね。 他にもいろいろできそうなのでいろいろ遊んでみようと思います。 それでは、また。
各シリーズの記事を下記にまとめてあります。