記事投稿日: 2023年4月12日(水)
最終更新日: 2024年3月30日(土)
月額20ドルを支払ってGPT-4が利用できるようになったので、 ChatGPTにシェル芸勉強会の問題を解いていただこうと思います。 シェル芸勉強会の問題をお借りします(すみません)。 今回は第63回シェル芸勉強会の問1と問2に挑戦してもらいます。
ワンライナーのBashスクリプトで九九の掛け算(1×1~9×9まで)の答えの合計を求めてください。
sum=0; for i in {1..9}; do for j in {1..9}; do sum=$((sum + i * j)); done; done; echo $sum
2025
ワンライナーと言えるかは怪しいですが、普通に解いていただけてとても嬉しいです。 デバッグをする必要もなく、一発で実行可能なスクリプトを出力してもらえました。 「GPT-4が凄い!」という噂は間違いではないのかもしれません。 この調子でもう一問、解いていただきましょう。
ワンライナーのBashスクリプトで9132円の支払いに10000円札で払ったときのおつりの出し方を求めてください。
change=$((10000 - 9132)); echo "おつり: ${change}円"; echo "5000円札: $((change / 5000))"; change=$((change % 5000)); echo "1000円札: $((change / 1000))"; change=$((change % 1000)); echo "500円硬貨: $((change / 500))"; change=$((change % 500)); echo "100円硬貨: $((change / 100))"; change=$((change % 100)); echo "50円硬貨: $((change / 50))"; change=$((change % 50)); echo "10円硬貨: $((change / 10))"; change=$((change % 10)); echo "5円硬貨: $((change / 5))"; change=$((change % 5)); echo "1円硬貨: $((change))"
おつり: 868円
5000円札: 0
1000円札: 0
500円硬貨: 1
100円硬貨: 3
50円硬貨: 1
10円硬貨: 1
5円硬貨: 1
1円硬貨: 3
かなりの力技で問題を解いてもらいました。 ワンライナーと言えるかは分かりませんが、普通に解いていただけてとても嬉しい気持ちです。 今回もエラーが出ることはなく、すんなり実行できました。 もっといろんな問題で試してみたいですね。
ワンライナーのBashスクリプトで円周率を求めてください。
echo "scale=10; 4*a(1)" | bc -l
3.1415926532
はい。
ChatGPTに第63回シェル芸勉強会の問1と問2を解いてもらいました。 普通に解いていただけて嬉しい限りです。 二問を解いただけではまだ何も分かりませんが、 GPT-4はかなり便利な気がするので様々な場面で利用していきたい所存です。 それでは、また。
各シリーズの記事を下記にまとめてあります。