読書日記:山崎ナオコーラ『人のセックスを笑うな』(河出文庫)

はじめに 山崎ナオコーラの『人のセックスを笑うな』を読みました。 2004年に文藝賞を受賞してデビュー作となった作品とのことです。 久しぶりにちゃんと小説を読んだのですが、 「やっぱり小説っておもしろいな」と実感できました。 感想を記録として残しておきます。 人のセックスを笑うな 下記リンクが公式サイトです。 河出書房新社 - 人のセックスを笑うな 感想 本作品は、美術の専門学校に通う19歳の主人公・磯貝と、 その学校で講師をやっている39歳のユリとの恋愛を描いた小説です。 主人公の視点を通してリアルな恋愛が淡々と描かれていて、 一つの人生を体験できたような感覚があります。 磯貝とユリの関係性は世間的に歪んでいるわけですが、 本作品ではそこを主題にしているわけでなく、 あくまで磯貝とユリの関係を一つの恋愛の形として、その始まりから終わりまでを語っています。 解説でも説明されていますが、 本作品では主人公が何か大きな葛藤を抱えていてそれを乗り越えるところを描いているわけでもなく、 作品全体を通して恋愛についてのテーマに対して答えを示そうとしているわけでもなく、 ただひたすらに二人の人間のリアルな恋愛を描こうとしていると思います。 そして、ハッピーエンドやバッドエンドなどの明確な終わり方をするわけではないところや、 聖人のような良い人や地獄のような嫌な人が出てくるわけでもないところもリアルさがあります(友人の堂本はかなりいい奴です)。 リアルさがあればあるほどおもしろいということではないですが、 フィクションの中にリアルさを詰め込むというのはとても難しいことで、 そもそもやろうとしてできることではないと思います。 フィクションだけどもしそういう世界があったらこういうことが起きるとか、 人間はこういう考えをしてこういう行動をとるとかを具体的に描けるのかどうかが作品を作る上での一つ重要なところになって、おもしろさに繋がると思っています。 主人公の心の動きやユリの言動などがフィクションでありながらリアルさも併せ持っているところが本作品のおもしろさなのかと思いました。 良い作品でした。 おわりに 今回は山崎ナオコーラの『人のセックスを笑うな』を読みました。 久しぶりに小説を読んでとても楽しめたので良かったです。 小説に限らずですが本はたくさん読んでいきたいですね。 それでは、また。

2026年1月27日 · Yusuke Kato

読書日記:プジェ日記を読みました!

はじめに KADOKAWAより出版されている谷小夏先生の『プジェ日記! 幸せを運ぶインコのみっちゃん』を読みました。 元々X(旧Twitter)でも読ませていただいていて好きな漫画だった作品が書籍になったということでさっそく手に入れました。 我が家でもインコを飼っているので共感する部分も多くておもしろかったです。 とても良い作品なのでインコやペットを飼っている方に特におすすめです。 プジェ日記 下記リンクが公式サイトです。 KADOKAWAオフィシャルサイト:プジェ日記! 幸せを運ぶインコのみっちゃん 感想 インコを飼っているとこういうことあるよな~ということが漫画でおもしろおかしく描かれていてとても優しい気持ちになれる作品でした。 我が家のセキセイインコのれもんも指には乗ってきますが触ろうとすると怒って噛んできたり、スマホを触っていると画面をコツコツ叩いたりしてきます。 もちろんインコ一人ひとり個性があって同じインコはいないわけですが、その中でも共通点があることが分かってよかったです。 あとは漫画の作品として素晴らしいと思います。 みっちゃんさんとご家族の方々との日常の切り取り方がとてもよくて、最初から最後までおもしろかったです。 谷小夏先生の日常の中からおもしろいところを見つける能力とそれを漫画で表現できる能力による素晴らしい作品だと思います。 インコに限らずペットを飼っている方にぜひ読んでいただきたいです。 個人的に一番共感したのはペットととの記録を残したいという気持ちでした。 私も実家でチワワを飼っていました。 今は亡くなってしまいましたが、写真を残していたことで思い出を振り返ることができます。 現在我が家にいるインコたちとの記録はブログに記録を残すようにしています。 写真だけよりも文章が一緒に記録として残っているほうがその時を思い出しやすい気がします。 また、自分の頭の中の記憶は思ったよりもあやふやだなと考えているので、なるべく写真だったり文章だったりで残しておきたいという感じです。 谷小夏先生はその記録を漫画という形で残されていてすごいな~という思いです。 漫画だと谷小夏先生やご家族の方々、そして何よりみっちゃんさんの思いや動きが伝わりやすいと思います。 私は絵が下手なので漫画は描けませんが、その代わりブログで文章と写真を通して引き続きインコたちとの記録を残せたらと思います。 おわりに 今回は谷小夏先生のプジェ日記を読んだ感想を書きました。 とても素晴らしい作品なのでおすすめです。 私も引き続きインコたちとの生活を楽しみつつ、記録を残していけたらと思います。 最後に、私も日記を書いているので宣伝みたいになりますがリンクを置いておきます。 我が家のインコ「れもん&ぽぽ&ぐぐ&さん」の日記23 : 2025年の我が家のインコ それでは、また。

2025年12月30日 · Yusuke Kato

読書日記『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』【ネタバレあり】

はじめに 大和書房より出版されたかまど・みくのしん著の『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』(以下、本書籍)を読み終えたので感想をまとめておきます。 本書籍の情報は下記リンクから公式サイトをご覧ください。 大和書房:かまど・みくのしん『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』 本書籍について 本書籍はウェブサイトの記事として公開されたものが元となっています。 下記がオモコロブロスの記事です。 オモコロブロス:本を読んだことがない32歳が初めて「走れメロス」を読む日 本書籍では本を全く読んだことがないみくのしんさんが4本の小説を読んでいく姿を描いた作品となっています。 注意事項 本記事には本書籍に関するネタバレがあるためご注意ください。 本書籍の感想 構成が良くて読みやすい 本書籍ではみくのしんさんが読書している様子をそのまま文字に起こしているような構成になっています。 読者はみくのしんさんとかまどさんと一緒にその場で読書をしているような感覚で読み進めることができます。 みくのしんさんもかまどさんもとても優しい方々で、 そんな優しい空間に包まれながら行う読書ほど落ち着くものはなく、 とても素敵な作品だと思います。 新しい本の読み方を体験できる みくのしんさんが本を読んだことがあるとかないとかに関わらず、 本書籍を読むと、みくのしんさんの感情の豊かさや広大な想像力に圧倒されます。 本をこんなふうに読めたのかという驚きを感じ、 また、みくのしんさんの読書を通して著者が何を考えて作品を書いているのかという深いところまで触れることができます。 私はこれまで作品の表面だけをなぞるように読書をしていて、 たまに「なんかこの文章は素敵だな。言葉では説明できないけど」みたいに考えることがあって、 とはいえそれでも十分に読書を楽しめていたとは思います。 しかし、みくのしんさんの読書を知った後では、 もっと本を楽しめるのではないかと強い希望を抱くことができました。 読書に慣れてきてしまうと、 なんとなくの理解のまま流し読みをしたり、 どれだけ効率よくたくさんの本を読めるかや、 できるだけその本の楽しいところだけを読みたいというような考えが芽生えてしまいます。 しかし、みくのしんさんは一文一文に自分なりのおもしろさを見い出しながら読書をしていました。 私もそんな読書がしてみたくなりました。 本が読みたくなる さっそく読書したいです。 おわりに 今回は大和書房から出版されたかまど・みくのしん著の『本を読んだことがない32歳がはじめて本を読む』を読みました。 とても素敵な作品で読めば読書したい気持ちがどんどん強くなるのでおすすめです。 みなさまもぜひ! それでは、また。

2025年1月11日 · Yusuke Kato

読書日記:近畿地方のある場所について【ネタバレあり】

はじめに KADOKAWAより出版された背筋『近畿地方のある場所について』(以下、本書籍)を読み終えたので感想をまとめておきます。 本書籍の情報は下記リンクから公式サイトをご覧ください。 KADOKAWAオフィシャルサイト:背筋『近畿地方のある場所について』 本書籍について 本書籍は元々カクヨム(小説投稿サイト)で公開されていたホラー小説が書籍化されたものです。 下記がカクヨムのリンクです。 カクヨム:背筋『近畿地方のある場所について』 本書籍は、様々な雑誌の記事やインタビュー内容、インターネット上の情報、主人公の体験などを通して、近畿地方のある場所で起こる不可思議な事件を追っていく作品となっています。 最初から最後まで作品としての完成度がとても高いので、 ホラーが好きか苦手かに関わらず全ての方におすすめです。 注意事項 本記事には本書籍に関するネタバレがあるためご注意ください。 本書籍の感想 ホラーの雰囲気が良い 本書籍はジワジワ怖くなっていくタイプの作品で、 そのホラーの雰囲気が小説という文字媒体であることも相まって、 とても良い雰囲気を作っています。 もちろん直接的に怖くなるシーンも複数ありますが、 「そこまで怖くないはずの物事が積もり積もって大きな恐怖になってしまう」というような感覚が本書籍にはあります。 表面上の強烈な怖さというよりは、心の深いところからジワジワくる怖さを感じるような作品であり、 ホラーが苦手な方でも作品として楽しめるのではないかと勝手に思っています。 おすすめです。 謎解き的な要素もある 本書籍は恐怖を与えてくれるホラー作品ではありますが、 作品内で登場する数々の短編を繋ぎ合わせていくと近畿地方のある場所で起きた不可解な事件の真実が解き明かされるような構成にもなっています。 ホラーを味わいつつ謎解きも体験できる一石二鳥な作品であるとも言えます。 一つ一つの短編がしっかりおもしろい 本書籍はライターである主人公の話の連作と、雑誌の記事やインタビュー内容、インターネット上の情報などの短編が集まって構成されています。 それぞれの短編が近畿地方のある場所で起きた数々の怪事件にまつわる話になっていて、 それらの話が繋がり合って最終的に一番根本にある真実を浮かび上がらせていく流れとなります。 一つ一つの短編がそれぞれ単体でしっかりおもしろい作品となっているので(元々カクヨムで一つの話として公開されていたものであるため)、 最初から最後までずっと楽しく読み進めることができます。 また、短編ごとに区切られるので隙間時間に読みやすいという長所もあるかと思います。 文章がシンプルで読みやすい 主人公がライターということもあって、 本書籍全体を通して、小説というよりは雑誌の記事やレポートのような体裁で文章が書かれています。 そのため、文章に回りくどい言い回しや読者の想像に任せるような表現などもなく、必要な情報が必要な時に必要なだけ与えられます。 文章がシンプルで説明も単刀直入なので、誰にとっても読みやすくて内容に集中しやすいところも本書籍の長所かと思います。 一文だけ違和感がある 本書籍の20ページの9行目を引用します。 当時彼は大学2年生で、ふた回り近く年の離れた私と盛り上がれたことをとてもうれしく感じたのを憶えています。 この一文において、文脈として「うれしく感じた」のは「私」です。 つまり主語は「私」になるはずなのですが、そう考えるとこの一文は不自然で、正しくは「ふた回り近く離れた彼と盛り上がれたことをとてもうれしく感じた」となるはずです。 おそらく誤植なのかとは思いますが、本書籍を通して文章はとても丁寧で、 この箇所以外には不自然な文が見つからないので、 何かしら意味があるのかもしれないとも思います。 メタ的な作品でもある 本書籍はカクヨムでも投稿されていたので「小説」であるということが分かります。 つまりフィクションの作品であり、ホラーの怖さを作品として楽しむことができます。 しかし、本書籍では最初に著者である背筋さんが本書籍を書いていることが明かされたり(背筋さんが作品内に登場している)、 本書籍を作品と読んでいいのか背筋さんが疑問を抱いていることが述べられたりします。 また、最後には本書籍は日本中で広く読んでもらう目的があって書かれたことも分かります。 以上のことからカクヨムで公開されているからといって本書籍が小説であるとは限らないということが分かります。 さらにはもちろん名言はされませんが、本書籍はフィクションではなく、 読者に何かしらの影響を与えるかもしれないことが示唆されています。 そのように、本書籍はフィクション内にとどまらず、私たちの現実世界にも干渉するメタ的な作品であるとも考えられます。 おわりに 本記事ではKADOKAWAより出版された背筋『近畿地方のある場所について』について感想をまとめました。 普段はあまりホラー作品を読まないのですが、 本書籍はとても完成度が高くておもしろく読めたので良かったです。 皆さまもぜひ読んでみてください。おすすめです。 それでは、また。

2025年1月5日 · Yusuke Kato

改訂新版『ROS 2ではじめよう』を読了&メモ書き

はじめに 近藤豊さんの『改訂新版 ROS 2ではじめよう 次世代ロボットプログラミング ロボットアプリケーション開発のための基礎から実践まで』(以下、近藤ROS 2本)が先月(2024年9月)に発売されたのでさっそく読んでみました。 私は大学生時代からROS 1を使い始めて、現在も仕事でROS 2を触っていますが、 いまだにROSに対して苦手意識というか、ROSをあまり深く理解できていないという感覚がありました。 今回は近藤ROS 2本を読むことで曖昧に理解していた知識がしっかり補強された気がして非常に嬉しい限りです。 この記事では近藤ROS 2本を読み進めていく中で気になったことや勉強になったこと、感想などをメモ書き程度で記録しておこうと思います。 書籍情報はこちらです↓ 技術評論社の書籍案内 - 近藤ROS 2本 近藤ROS 2本メモ 各章ごとに気になったことや勉強になったこと、感想などのメモを箇条書きします。 はじめに メッセージ通信の項目でトピックやサービス、アクションと並んでパラメータが紹介されているが、パラメータがメッセージ通信の一つであるという認識がなかった。パラメータの仕組み(挙動)について意識したことがなかったので勉強になる。公式のドキュメントでもどのように説明されているのか改めて確認したい。(vi) → 下記に公式ドキュメントのリンクを記載。 → パラメータにはサービスが利用されているとのこと。(62) 大学生の頃にROS 1を使っていたときは特に気にしていなかったが、たしかにROS 1を製品開発で使用するのは大変そう。ROS 2誕生の経緯も知れて良かった。(vii) MoveIt Studio(ix)、AWS RoboMaker(xii)、Foxglove Studio(xii)なども聞いたことはあるが、他人に話せる程度の知識は持っておきたい。 mROS 2はPC側とマイコン側でノードが直接通信できると紹介されているが、この「直接通信」は何を表しているのか気になる。mROS 2とmicro-ROSの違いも確認したい。(x) → micro-ROSが仲介を必要とすることに対してmROS 2は必要ないとのこと(149) 各章の構成や対象読者の説明が丁寧で勉強になる。(xiv) 公式ドキュメントにおけるパラメータの説明↓ docs.ros.org/en/jazzy/Concepts/Basic/About-Parameters 第1章:ROSの歴史 ros-oコミュニティを初めて知った。(3) ROS 2はROS 1の上位互換というよりも、もっと広く利用されるために新しいROSを作り上げたというイメージらしい。そもそもの開発された目的が違う感じかも。(4) 「1-4 ROS 1とROS 2の違い」が情報がまとまっていてかなり勉強になる。また、それ以降のDDSなどの通信の説明も充実していてありがたい。(5) 第2章:開発環境セットアップ 公式ドキュメントが英語なので、日本語のインストール方法の説明も参考になる。(21) 第3章:ROS 2の基本機能 ノード発見デーモンはいつか必要になるかもしれないので覚えておきたい。(31) colcon mixinはたまに見かけるが、よく分かっていなかったので勉強になった。(33) Pub/Subの通信を日本語でどう表現するかはやはり悩みどころ。「送信受信」、「出版購読」、「配信」も使ったりする。(35) プロセス間通信とプロセス内通信は理解できたが、それぞれの使い分け(使いどころ)が気になる。プロセス間通信のほうが汎用性は高いが、プロセス内通信のほうがパフォーマンスは高いみたいな感じだろうか。(41) 「3-4-3 コンピュータ間通信」でROS_DOMAIN_IDの説明がなかったが、ROS_STATIC_PEERSのほうが安全ということだろうか。要確認。(45) サービスは基本的に非同期通信で、疑似的に同期通信も可能にしているとのこと。なるほど。(46) アクションはフィードバックを受け取れることに加えて、途中で中断できることも特徴の一つとのこと。たしかに。(52) パラメータは設定と取得がサービスで行われるとのこと。各ノードにパラメータサーバが用意される。ノードの実行中にパラメータが書き換わるとコールバック関数が呼び出されるということも設定できる。(62) 第4章:ROS 2の応用機能 コンポーネントやライフサイクル、QoSあたりは重要であることは分かりつつも何となくの曖昧な理解のままだったので、情報がまとまっていて勉強になった。とはいえ、まだ理解し切れていない部分もあるのでまた読み返したい。(69) 現状ROS 2を使う上でセキュリティを気にする場面は少なかったが、認証やアクセス制限の機能などがROS 2に備わっているということで勉強になった。(103) 第5章:Pythonクライアントライブラリrclpy Pythonでトピック、サービス、アクションを扱う内容が簡潔にまとめられていて参考になる。(111) 第6章:ROS 2に対応したツール / パッケージ ROS 1からROS 2への移植時に中身が刷新されたツールやパッケージが多いとのこと。(本章を通して) rosbagはROS 2 Jazzyからトピックだけでなくサービスの記録にも対応したとのこと。凄い!(128) MoveItは移動ロボットへの対応も進んでいるとのこと。凄い!(135) 第7章:ROS 2エコシステム ROSBoard便利そう。(148) AutowareやIsaac ROSも触りたい気持ちは常にある。(151) 第8章:実践ROS 2ロボットプログラミング PCLはあまり使ったことがないので触ってみたい。(164) おわりに 事前アンケートで「リアルタイム制御」が一番人気なのはたしかに意外だった。あと「セキュリティ」があまり人気がないのも意外だった。(187) 本を作り上げる大変さが伝わってくる(勉強になりました。ありがとうございます)。(おわりにを通して) 付録 Windowsで動かしたい人も多そう。Dockerやrockerの説明もあって充実している。(付録を通して) おわりに 近藤ROS 2本を読み終えました。 もちろん全ての知識を自分の中に取り込めたわけではありませんが、 明らかに私のROS 2に対する気持ちは前向きになったと思います。 ROS 2の全体像や輪郭を掴めた感じがあります。 これからはROS 2を曖昧な理解のまま使うのではなく、 他人に説明できるくらい理解しながら使いこなせたら嬉しいなと思っています。 近藤ROS 2本、とても良い本でした。 おすすめです。 それでは、また。

2024年10月10日 · Yusuke Kato