はじめに

概要

かつて30万円ほどで取引されていた幻のゲームであり、 現在はリマスター版が販売されて遊びやすくなった「GARAGE ガラージュ」をプレイしました。 クリア記念に記録を残しておきます。

下記がSteamの販売ページのリンクです。

Steam - GARAGE ガラージュ

注意

本記事はネタバレありなので未プレイの方はご注意ください。

プレイのきっかけ

私がガラージュを知ったのは元にじさんじライバーの黛灰さんの配信でした。 25万円で購入したという話を見かけて気になって配信を見始めましたが、 ゲームの雰囲気が素敵すぎてビックリしたことを何となく覚えています。

さすがに25万円は払えませんが、 リマスター版は2000円くらいなのでようやく自分でもプレイできます。

プレイ記録

ゲームの始まり

主人公らしき人間が怪しげな機械に入っているムービーから始まります。 この怪しげな機械が「ガラージュ」で、Steamの販売ページでは「精神治療装置」と説明されています。 つまり、主人公は精神に何かしら異常があってガラージュで治療を受けているということです。

ガラージュによって精神世界に入り込むとゲーム開始です。 この世界においては、 鏡に映っているのが主人公で、 最初のムービーの人間とは異なる姿になっています。 アドベンチャーゲームらしく、 画面上をクリックしてアイテムを取得したり、 ギミックを操作したり、 主人公を移動させたりできます。

部屋から外に出ると木造の建物と移動用のレールが敷かれた世界が広がっています。 主人公を含めた人のような機械たちはこのレールを使って移動しています。

あと本ゲームでは釣り要素がかなり凝っていて、かつ、重要になっています。金策にも利用できます。 その釣りでエサとして使用する蟹などを「ビンドウ」という道具を仕掛けて捕獲できます。

ちなみに釣るのは魚ではなく蛙です。

地図

この世界はそこまで広いわけではないですが、 内周と外周という同じ経路の内側ルートと外側ルートがあったり、 建物の中から別の建物へ移動したりなど結構ルートがややこしかったりします。 黛さんがプレイしていたオリジナル版だとゲーム内に地図はなかったと思うので、 リマスター版だとかなり親切になっていそうです。

主人公のゲージ

主人公のような機械には2つのゲージが付いています。 一つ目が「順応度」のゲージで、これはその機械がその機械であることの程度を表す値です。 つまり、順応度が高いほど自分は自分であり、低くなるほど自分ではなくなっていくということです。 順応度が一定以下まで減ると「オトヌケ」という声が出せなくなる状態になり、 さらに減ると「ウデヌケ」という腕も動かせない状態になってしまいます。 そして順応度がゼロになると体が解体して終わりです。 順応度は順応堂というお店で回転木馬に乗ったりすると回復できます。

もう一つが白瓦斯で、これは普通に燃料です。 移動するほど減っていってゼロになったら終わりです。 白瓦斯は女性の機械のお腹で蛙などを材料にして生成されるようです。 白瓦斯屋で回復できます。

百貨店

お店が集まった百貨店(計5店舗)もあったりします。 2階では釣り道具や体の強化パーツ、自室の装飾品、回復薬などが購入できます。 3階では体の強化ができます。

ちなみに商品はスタンプを使って購入できます。 この世界ではスタンプが通貨となっています。

ストーリーを進める

この世界は何なのか、自分は誰なのか、 どうすればこの世界から抜け出せるのか、 分からないことだらけの中でいろんな人に話しかけながらストーリーを進めていきます。

誰に会えばいいか教えてくれたり、 アイテムをくれたりします。 アイテムを集めて持っていけば台車を強化してくれたり、 掲示板のポスターをアイテムと交換してくれたりもします。

この不思議な世界での生活は初めはもちろんよく分からないですが、 少しずつ慣れてくると世界の一員として行動できるようになります。 奇妙な住人ばかりですが、一人ひとりに個性があってまるで人生のようです。

ところどころで資料を拾うことができて、 主人公の謎も解明されていきます。 現実世界の主人公がどのように精神を病んだのかが何となく分かってきます。

冒険

ストーリーが進むにつれて行くことができるエリアが広がっていきます。 世界全体は広大というわけではありませんが、 少しずつエリアが広がっていくので冒険感があって楽しいです。 ずっと進めなかった道が進めるようになる感動がゲームの醍醐味だと思います。

タイトル画面の工場↓

映画館みたいな見世物小屋↓

主人公の謎を解く

この世界の機械たちには人の形をした自分の「カゲ」が存在します。 主人公にもカゲがいて、カゲと出会うことが一つの大きなカギとなっています。 カゲの正体が具体的に何なのかは正確に理解できていませんが、 現実世界とこの世界の繋がりになっているのかと思います。

さらに主人公にはもう一人の自分がいました。 もう一人の自分はストーリーの話の中で度々登場した、 世界を無茶苦茶にした人物でした。 そして最終的に世界を終わりへ導いたのも主人公でした。

恋愛ゲーム要素

女性の機械との同棲生活もできます。 さらに釣り上げた蛙をプレゼントすることで親密度を上げることができます。

世界の終わり

終盤、喋る蛙を釣り上げると世界の終わりへのフラグが立ちます。 大量の白瓦斯を生成して世界を支えていた、主人公との関わりの強い女性の機械が消えてしまいます。 そして世界全体の白瓦斯が不十分になって機械たちの燃料が足りなくなり一人また一人と消えていきます。 最後に残された同棲中の女性も消えます。

誰もいなくなった世界を先へ進み、水門を開けて、封じられていた石のある場所で自分のカゲと再会します。 カゲの手を取ることでゲームクリアとなります。

同棲生活をしていた道代とも最後に再開できます。 現実世界で関わりのあった人なのかなと思います。 ここでの道代との再会が一番素敵なシーンだと思っていて、 道代のセリフがとても良かったです。

現実世界に戻ってきたということなのか、殺風景な世界が目の前に広がった状態でエンディングです。

おわりに

幻のゲーム「GARAGE ガラージュ」をクリアしました。 世界観が心地良くて最後まで楽しかったです。 ストーリーもしっかり作り込まれていて、 少しずつ謎が解かれていく感覚も心地よかったです。 満足度はかなり高いです。

オリジナル版は世にある本数が少なくて高額で取引されていたようですが、 リマスター版が出てくれたおかげで誰でも遊びやすくなって本当にありがたいです。 好みは分かれるかもしれませんが、おすすめのゲームです。 良い経験ができました。 それでは、また。